2016年12月 台湾研修感想文

 

2016年の台湾研修に参加された3名の方が感想文をお寄せくださいました。

次回以降参加の参考になるのではないかと思います。

 駒井

 

研修参加者の皆さんと常老師を囲んで

「台湾研修を終えての感想」

元々私は、長拳の指導員をしていまして
その他にもさまざまな武術格闘技に興味をもって学んできました。

摔跤(シュアイジャオ)は以前から関心をもっていたのですが、日本でなかなか触れる機会がなく、
今年11月の駒井先生の関西セミナーではじめて体験しました。

その時、組技なのに「一人型」があるというところに衝撃を受け、
もっと学んでみたいと今回の台湾研修に関西から参加いたしました。

私が参加させていただいたのは初心者クラスで
まず、手法や歩法の練習、一人型の練習、
その後に、受け身や投げの反復練習といった流れでした。

一番興味のあった一人型は、長拳のようなダイナミックな動きの反面、
太極拳のような緻密な身体構造が要求されるのですが、
その後の反復練習ですぐに実践しましたので
「一人型が大切な理由」もすんなりと腑に落ちました。
他にも中国武術的な技法も散見されてとても興味深かったです。

そして何より、クラスの雰囲気が非常によく、
子どもや、若い女性、お年を召された方などが一緒になって
和気あいあいと練習されていました。

私が中国語を話せないので、
先生の言葉こそ分かりませんでしたが
手とり足取り、丁寧に指導していただき、
また駒井先生にもフォローしていただきながらだったので、
海外とは思えないくらいに非常に参加しやすい、充実したクラスでした。
また、来年も伺いたいなと思います。

ありがとうございました!
謝謝!

 

Oさん

 

研修の様子

この台湾研修が、私にとって初めての海外経験でした。渡航前から、わからないことを先生にいろいろ教えていただき、大変お世話になりました。
三日間の研修のうち、私がシュワイジャオの練習に参加したのは一日目と二日目です。

初心者向けのクラスと聞いていましたが、私にはついていくのが精一杯なくらいの内容でした。
教えてくださった鄭先生は、終始にこやかで活力にあふれて、そしてとても楽しそうに授業を進めておられたのが印象に残っています。
クラスは活気があって刺激的でした。生徒十数人で順番に次々と受け身を取る練習が行われ、その中では、怖いと思う間もなく体が動いていました。頭で考えるよりも、体で覚えて身に付けていく感じがあります。
私はまったくの初心者ですが、研修の5ヶ月前から東京講習会を何度か受講して、特に受け身を中心的に教わっていたので、なんとかその場に入っていくことができました。
練習が終わったときは、濃密な時間があっという間に過ぎたように感じました。
練習の前後に美味しいものを食べながら街歩きしたのも、とても楽しかったです。

 

Wさん

2016年 12月

 

常達偉老師 誕生日会

2016年12月中旬に3泊4日で台北を訪れ、保定快跤のクラスを3日間受講してきました。12月とは言っても日本とは違い台北はとても暖かく、食事も比較的安くて美味しかったので、とても過ごしやすかったです。

クラスは主に、①基本の型を全員で反復→②様々なバリエーションでの受け身の練習→③投げ技を対人で練習、の順に進んでいきました。
参加初日にまず驚いたのが、最初に行う基本の型の種類が非常に多いことです。見よう見まねで真似をするのですが、これがなかなか複雑で難しく感じました。手型や歩型から始まり、一路に出てくる技の型、帯を使った型など、これでもかと言うくらいの種類を次々と練習していきます。
受け身は一人で練習するものだけでなく、二人一組での前回り受け身や高い位置で回転しての受け身など、いろいろなバリエーションで練習をしました。
最後に、上級者と初級者に分かれて投げ技の練習をしていくのですが、私が参加した初級者の班では、単に投げる練習というよりも、相手の掴みかかってきた手をいかにさばいて投げにつなげていくかを次々と人を変えて練習していきました。また腰の使い方が私にとっては独特に感じ、このような投げ方もあるのかと非常に勉強になりました。
先生方には非常に丁寧かつフレンドリーに教えていただき、3日間の稽古を有意義に楽しく経験することができました。
また、駒井先生にはこのような貴重な機会を提供していただき、現地台北では通訳や案内もしていただき、非常に感謝しています。
またの機会もぜひ参加したいと思っています。

 

Hさん

 

2016年12月 

 

研修を終えて先生方にご招待いただきました。

何を食べても美味しい!

 

50度近い白酒で乾杯の連続!